エンジニアの職務経歴書で書くべき技術スキル一覧
IT転職の履歴書・職務経歴書の書き方ガイド
エンジニアの職務経歴書で書くべき技術スキル一覧
エンジニアの転職において、職務経歴書の技術スキル欄は採用担当者が最も注目する部分の一つです。しかし、どのスキルをどのような形式で記載すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、エンジニアの職務経歴書に記載すべき技術スキルの一覧と、効果的な書き方のポイントを詳しく解説します。
エンジニアスキルの需要は2026年から2031年にかけて約13%増加すると予測されており、適切にスキルをアピールすることがキャリア成功の鍵となります。IT転職の履歴書・職務経歴書の書き方ガイドも併せて参考にしてください。
職務経歴書に記載すべき技術スキルのカテゴリー
エンジニアの技術スキルは、以下のカテゴリーに分類して整理すると、採用担当者にとって理解しやすくなります。

プログラミング言語
扱えるプログラミング言語やフレームワーク、ライブラリ、OSなどを経験年数とともに記載した一覧を作ることが推奨されます。単に言語名を列挙するだけでなく、実務経験年数や習熟度を明記しましょう。
例えば、「Python(5年、業務レベル)」「JavaScript(3年、React/Vue.js使用)」のように具体的に記載します。プログラミング言語別IT転職ガイドでは、言語ごとの市場価値についても詳しく解説しています。
フレームワーク・ライブラリ
使用経験のあるフレームワークやライブラリも重要なアピールポイントです。Web系エンジニアであれば、React.js、Vue.js、Angular、Django、Ruby on Railsなど、インフラエンジニアであればDocker、Kubernetes、Terraformなどを記載します。
定量的な指標を用いて成果を表現することが重要です。例えば「React.jsを用いたSPAの開発により、ページロード時間を50%短縮。ユーザー満足度が15%向上」のように具体的な数値を含めると説得力が増します。
データベース・インフラ
データベース管理システム(MySQL、PostgreSQL、MongoDB、Redis等)やクラウドプラットフォーム(AWS、GCP、Azure)の経験も詳細に記載しましょう。特にAWSを用いたマイクロサービスアーキテクチャの設計・構築により、システムの可用性を99.99%に向上させた実績などがあれば、必ず記載してください。
インフラ関連のスキルは、IT業界の職種図鑑で紹介されている各職種でも重視されています。
技術スキル一覧表の作成方法
職務経歴書における技術スキルは、表形式で整理すると視認性が高まります。以下は、エンジニアの技術スキルを効果的に伝える表の例です。

カテゴリー | スキル・技術 | 経験年数 | 習熟度 |
|---|---|---|---|
プログラミング言語 | Python, JavaScript, TypeScript, Java | 5年, 4年, 3年, 3年 | 業務レベル |
フロントエンド | React.js, Vue.js, Next.js | 4年, 2年, 2年 | 実装・設計可能 |
バックエンド | Django, FastAPI, Spring Boot | 4年, 2年, 3年 | 実装・設計可能 |
データベース | PostgreSQL, MySQL, MongoDB, Redis | 5年, 4年, 2年, 2年 | 設計・最適化可能 |
クラウド | AWS (EC2, S3, RDS, Lambda), GCP | 4年, 2年 | 構築・運用可能 |
インフラ・DevOps | Docker, Kubernetes, Terraform, GitHub Actions | 3年, 2年, 2年, 3年 | 構築・運用可能 |
その他 | Git, Linux, Agile/Scrum | 5年, 5年, 4年 | 業務レベル |
この表を見れば、採用担当者はあなたのスキルセットを一目で把握できます。ATS最適化のため、技術用語は完全な名称と略語の両方を記載すべき(例:Computer-Aided Design (CAD))という点も忘れないようにしましょう。
資格・認定の記載方法
AWS認定ソリューションアーキテクトやOracle認定Javaプログラマーなど業界で認知度の高い資格は特に重要です。資格は以下のような形式で記載します。
- AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(2023年取得)
- Google Cloud Professional Cloud Architect(2024年取得)
- Oracle認定Javaプログラマ Silver SE 11(2022年取得)
- 基本情報技術者試験(2020年取得)
- 応用情報技術者試験(2021年取得)
IT資格で転職を有利にする完全ガイドでは、取得すべき資格の優先順位についても詳しく解説しています。資格は継続的な学習姿勢を示すため、最近受講したオンラインコースや参加したテックカンファレンスなども記載すると良いでしょう。
詳しい情報はOffers Magazineの2024年最新記事やレバテックキャリアの職務経歴書ガイドでも確認できます。
ソフトスキルと技術スキルのバランス
ソフトスキル(コミュニケーション力、マネジメントスキル)も職務経歴書において非常に重要です。エンジニアは、クライアントやデザイナー、ディレクターなどさまざまな人と関わりながら仕事を進めるため、技術力だけでなく対人能力も求められます。
ソフトスキルの具体例
- チームリーダーとして5名のエンジニアをマネジメントし、プロジェクトを納期通りに完遂
- ステークホルダーとの要件定義ミーティングを主導し、仕様を明確化
- アジャイル開発手法を導入し、スプリントレビューやレトロスペクティブをファシリテート
- 新人エンジニアのメンター役として、技術指導とキャリア相談を実施
SE(システムエンジニア)転職の完全ガイドでは、SEに求められるソフトスキルについても詳しく解説しています。
職務経歴書作成時の注意点とよくある失敗例
見やすいレイアウトが重要です。調査結果では「読みにくいレイアウト」が最も多い失敗例(50%)として挙げられています。以下の点に注意して職務経歴書を作成しましょう。

よくある失敗例
- スキルの羅列のみで実績が不明:単に「Python、JavaScript、AWS」と列挙するだけでは不十分です。どのような実績を上げたかを必ず記載しましょう。
- 古い技術のみを記載:現在は使っていない技術ばかりを記載すると、スキルが陳腐化していると判断される可能性があります。
- 抽象的な表現:「高度な技術力」「幅広い経験」といった抽象的な表現は避け、具体的な技術名と成果を記載します。
- レイアウトが読みづらい:文字が小さすぎる、余白がない、フォントが統一されていないなど、読みづらいレイアウトは避けましょう。
Computer Futuresのエンジニア職務経歴書ガイドでは、さらに詳しい注意点が紹介されています。また、Resume Geniusの英語リソースも参考になります。
改善のポイント
- 定量的な成果を記載:「月間アクティブユーザー100万人突破のアプリケーション開発」など具体的な数値を含める
- 最新技術へのキャッチアップを示す:最近学習した技術や参加した勉強会を記載する
- 職種に合わせたカスタマイズ:応募する職種に応じて、アピールするスキルを調整する
IT転職の面接対策完全マニュアルでは、職務経歴書と面接を連携させる方法についても解説しています。
まとめ:効果的な技術スキルの書き方
エンジニアの職務経歴書における技術スキルの記載は、転職成功の鍵を握る重要な要素です。以下のポイントを押さえて、効果的な職務経歴書を作成しましょう。
- カテゴリー別に整理:プログラミング言語、フレームワーク、データベース、インフラなどカテゴリーごとに分類する
- 経験年数と習熟度を明記:それぞれのスキルについて、実務経験年数と習熟度レベルを記載する
- 定量的な成果を含める:具体的な数値や実績を交えて、スキルの活用事例を説明する
- 表形式で視認性を高める:スキル一覧を表形式で整理し、採用担当者が一目で理解できるようにする
- 資格・認定を記載:業界で認知度の高い資格を取得年月とともに記載する
- ソフトスキルも忘れずに:コミュニケーション能力やマネジメント経験も記載する
- 読みやすいレイアウト:余白、フォント、文字サイズに配慮し、読みやすいレイアウトを心がける
IT転職エージェント徹底比較を活用して、職務経歴書の添削サービスを受けることもおすすめです。プロの視点からフィードバックを得ることで、さらに魅力的な職務経歴書に仕上げることができます。
また、IT業界の年収ガイドを参考に、自分のスキルレベルに応じた年収相場を把握しておくことも重要です。適切なスキルアピールと年収交渉により、理想のキャリアを実現しましょう。



