IT転職フェア・イベントの活用法と参加のコツ
IT転職の転職サイト活用とJob Hunting戦略
IT転職フェア・イベントの活用法と参加のコツ
IT転職を成功させるためには、転職エージェントや転職サイトだけでなく、転職フェアやイベントの活用も非常に効果的です。企業の担当者と直接話ができる転職フェアは、求人情報だけでは分からない企業の雰囲気や社風を肌で感じることができる貴重な機会です。本記事では、IT転職フェア・イベントの種類、参加のメリット、事前準備から当日の活用法まで、成功するための具体的なコツをご紹介します。
IT転職フェア・イベントとは
IT転職フェア・イベントとは、IT企業が一堂に集まり、求職者と直接対話できる合同企業説明会のことです。type エンジニア転職フェアやdoda転職フェアなど、大手転職サービスが主催するものから、ITデジタル就職展のような行政主催のものまで、様々な規模とスタイルがあります。
転職フェアの種類
転職フェアには大きく分けて「総合型」と「特化型」の2種類があります。
総合型転職フェアは、様々な業界・職種の企業が出展し、幅広い選択肢の中から自分に合った企業を探すことができます。IT業界以外の選択肢も視野に入れている方におすすめです。
特化型転職フェアは、ITエンジニアやデジタル人材など特定の職種に特化しており、その業界に強い関心を持っている方には最適です。typeエンジニア転職フェアは1回の開催で約1,000~1,500人のITエンジニアが集まる日本最大級の特化型イベントで、大手優良企業が多数出展しています。
オンライン vs 対面イベント
近年はオンライン形式の転職フェアも増えています。type エンジニア転職フェア ONLINEのように、自宅から気軽に参加できるオンライン版は、地方在住の方や複数のイベントに効率的に参加したい方に便利です。
一方、対面イベントでは企業担当者と直接会話ができ、より深いコミュニケーションが可能です。企業の雰囲気をリアルに感じ取ることができるのは対面イベントならではの魅力です。
IT転職フェアに参加するメリット
1. 書類選考なしで企業と直接話せる
ほとんどの転職フェアは予約不要で入退場自由、書類選考なしでその場で面接も可能です。通常の応募プロセスでは書類選考で落とされてしまうような企業でも、転職フェアでは直接話す機会を得られます。研究によると転職フェア参加者の10-20%が面接に進み、雇用機会が大幅に増加することが明らかになっています。

2. 企業の雰囲気を直接感じられる
企業のホームページや求人票だけでは分からない、実際の社風や職場の雰囲気を直接感じ取ることができます。企業ブースで働いている社員の様子や、担当者とのコミュニケーションから、自分に合う企業かどうかを判断できます。
3. 効率的に複数企業と出会える
1日で数十社の企業と接触できるのは転職フェアならではの効率性です。IT転職エージェント徹底比較【おすすめランキング】で紹介したエージェントサービスと組み合わせることで、より効果的な転職活動が可能になります。
4. 業界の最新情報を入手できる
転職フェアでは企業説明だけでなく、業界の最新トレンドやスキル要件についても直接聞くことができます。DX・AI時代のIT転職戦略【最新テクノロジー】で触れたような最新技術の動向についても、現場の声を聞けるチャンスです。
5. 転職市場の感覚がつかめる
複数の企業と話すことで、自分のスキルセットが市場でどのように評価されるか、どのような企業が自分に興味を持つかを肌で感じることができます。これはIT業界の年収ガイド【職種別・企業別・年齢別】で紹介した年収交渉にも役立つ貴重な情報源です。
転職フェア参加前の準備
出展企業の事前リサーチ
転職フェアの公式サイトでは通常、出展企業リストが事前公開されます。当日になって「どの企業を訪問しようか」と悩むのではなく、事前に優先順位をつけておきましょう。

準備すべきこと:
- 興味のある企業を5〜10社ピックアップ
- 各企業の事業内容、求める人材像を把握
- 質問したいことをリストアップ
- 企業ブースを回る順番を決める(人気企業は混雑するため優先的に)
履歴書・職務経歴書の準備
転職フェアでは履歴書や職務経歴書の持参を求められることが多いため、事前にブラッシュアップしておきましょう。詳しい作成方法はIT転職の履歴書・職務経歴書の書き方ガイドをご覧ください。
持参すべき書類:
- 履歴書:10〜15部(複数企業に配布)
- 職務経歴書:10〜15部
- ポートフォリオ(エンジニアの場合)
- 名刺(あれば)
質問リストの作成
企業担当者との限られた時間を有効活用するため、事前に質問リストを作成しましょう。
質問カテゴリ | 具体的な質問例 |
|---|---|
業務内容 | 配属先のチーム構成は?使用技術スタックは? |
働き方 | リモートワークの頻度は?残業時間の実態は? |
キャリアパス | エンジニアのキャリアパスは?評価制度は? |
企業文化 | チームの雰囲気は?社内勉強会の頻度は? |
採用プロセス | 選考フローは?次のステップは? |
自己紹介の練習
転職フェアでの自己紹介は第一印象を決定づける重要なポイントです。簡潔かつ明確に強みや経験を伝えることを心がけ、事前に自己紹介の内容を練習しておくと良いでしょう。
効果的な自己紹介の構成:
- 名前と現在の職種(30秒)
- これまでの経験とスキル(1分)
- 転職理由と志望動機(30秒)
- どのような仕事を探しているか(30秒)
IT転職の面接対策完全マニュアルで紹介したテクニックも参考になります。
服装の準備
服装は清潔でビジネスカジュアルが基本です。IT業界は比較的カジュアルな傾向がありますが、第一印象を良くするためにも、きちんとした印象を与える服装を心がけましょう。
服装のポイント:
- 男性:ジャケット+シャツ+チノパン(スーツでなくてもOK)
- 女性:ジャケット+ブラウス+パンツ/スカート
- 靴は磨いてきれいに
- 清潔感を最優先
転職フェア当日の効果的な回り方
到着時間と滞在時間
転職フェアは通常、数時間開催されます。開始直後は比較的空いているため、人気企業のブースを訪問しやすくなります。遅い時間になるとブースが混雑し、まともに話を聞けない可能性があるため、絶対に話を聞いてみたい企業は優先的に回りましょう。

推奨スケジュール:
- 開始30分前:会場到着、受付、資料チェック
- 開始〜2時間:優先度の高い企業5社を訪問
- 休憩:30分(情報整理、メモ取り)
- 中盤:興味のある企業3〜5社を訪問
- 終盤:セミナー参加または追加の企業訪問
企業ブースでの会話術
企業ブースに近づいたら、自信を持って声をかけましょう。
効果的なアプローチ:
- 笑顔で挨拶し、簡単に自己紹介
- 興味を持った理由を簡潔に伝える
- 事前に準備した質問をする
- メモを取りながら真剣に聞く
- 次のステップ(面接など)を確認
- 名刺交換(可能であれば)
インターネットには書かれていない裏話や、ホームページを見て疑問に思ったことなどを思い切って質問してみましょう。企業の雰囲気を知ることができる貴重な機会です。
メモとフォローアップ
各企業ブースで得た情報は、その場でメモを取りましょう。複数の企業を回ると記憶が混ざってしまうため、企業名、担当者名、印象、次のアクションをメモしておくことが重要です。
メモすべき内容:
- 企業名と担当者名
- 話した内容の要点
- 企業の印象(雰囲気、魅力的だった点)
- 懸念点や疑問点
- 次のアクション(応募する/しないの判断、追加で調べること)
IT転職フェアで成功するための追加のコツ
未経験者も積極的に参加しよう
type エンジニア転職フェアなど多くのIT転職フェアは未経験者も歓迎しています。未経験からのIT転職完全攻略【ゼロからの始め方】で紹介したように、未経験からIT業界に入る方法はいくつもあります。転職フェアでは未経験可の求人を出している企業と直接話せるため、どのようなスキルや学習が必要かを具体的に聞くことができます。

セミナー・講演も活用する
多くの転職フェアでは、企業説明だけでなく、業界の専門家による講演やキャリアアドバイザーによるセミナーも開催されています。これらのセミナーでは以下のような情報を得られます:
- 最新の業界トレンド
- 転職市場の動向
- 面接テクニック
- キャリアプランニングのアドバイス
転職エージェントのブースも訪問
転職フェアには企業だけでなく、転職エージェントもブースを出展していることがあります。IT転職サイト・求人サービスの使い方ガイドで紹介したサービスの担当者と直接会って、登録や相談ができるチャンスです。
名刺やポートフォリオを活用
エンジニアの場合、GitHubのプロフィールやポートフォリオサイトのURLを記載した名刺を用意しておくと、自分のスキルをより効果的にアピールできます。プログラミング言語別IT転職ガイドで触れたように、実際のコードやプロジェクト経験を見せることは大きなアドバンテージになります。
転職フェア後のフォローアップ
興味を持った企業への応募
転職フェアで興味を持った企業には、帰宅後なるべく早く応募しましょう。フェアで得た担当者の名刺や連絡先を活用し、「先日の転職フェアでお話しした◯◯です」と一言添えると、担当者の記憶に残りやすくなります。
情報の整理と振り返り
転職フェアで得た情報を整理し、各企業の比較表を作成しましょう。
企業名 | 魅力度 | 年収範囲 | 働き方 | 技術スタック | 次のアクション |
|---|---|---|---|---|---|
A社 | ★★★★★ | 500-700万 | フルリモート可 | React, AWS | 応募済 |
B社 | ★★★☆☆ | 450-600万 | 週2リモート | Java, Azure | 検討中 |
キャリアプランの見直し
複数の企業と話すことで、自分のキャリアプランを見直す機会にもなります。ITエンジニアのキャリアパス設計ガイドを参考に、転職フェアで得た情報を元に改めて自分のキャリアビジョンを明確化しましょう。
転職エージェントとの連携
転職フェアで得た情報を転職エージェントと共有することで、より適切な求人紹介を受けられます。「転職フェアでこういう企業に興味を持ちました」と伝えることで、エージェントもあなたの志向をより正確に理解できます。
よくある質問
Q: 転職フェアに参加するのに費用はかかりますか?
A: ほとんどの転職フェアは無料で参加できます。事前登録をすることで電子ギフトがもらえるなどの特典がある場合もあります。
Q: 複数の転職フェアに参加すべきですか?
A: 可能であれば複数のフェアに参加することをおすすめします。各フェアで出展企業が異なるため、より多くの企業と出会えるチャンスが広がります。
Q: 現在在職中ですが、転職フェアに参加しても大丈夫ですか?
A: もちろん問題ありません。ほとんどの参加者は在職中です。土日開催のフェアも多いため、仕事との両立も可能です。IT転職の退職・入社準備ガイドも参考にしてください。
Q: 転職フェアで採用が決まることはありますか?
A: その場で内定というケースは稀ですが、フェアをきっかけに選考プロセスが加速することはよくあります。書類選考が免除されたり、一次面接をスキップできたりすることもあります。
まとめ
IT転職フェア・イベントは、企業と直接対話できる貴重な機会であり、書類選考では通過できなかった企業とも接点を持てる可能性があります。事前の準備をしっかり行い、当日は積極的に企業ブースを訪問し、質問することで、あなたの転職活動を大きく前進させることができます。
typeエンジニア転職フェアのような大規模イベントから、地域密着型の小規模イベントまで、様々な転職フェアが定期的に開催されています。IT転職の完全ガイド【未経験からエンジニアへ】で紹介した転職戦略の一環として、ぜひ転職フェアを活用してみてください。
転職活動は情報収集と行動の積み重ねです。転職フェアで得た情報と出会いを最大限に活かし、あなたにとって最適なIT企業への転職を実現しましょう。



